サーモクロミック色素『クロミカラー』

クロミカラーとは?

『クロミカラー』は温度によって色が変化するサーモクロミック色素です。
マイクロカプセル化された成分が温度により反応し可逆的に 消色 ↔ 発色 を繰り返します。

※『クロミカラーⓇ』は、一般の染料や顔料に比べてやや耐光性に乏しい為、その性質を考慮した上でご検討をお願い致します。
※僅かにホルムアルデヒドを含みます。乳幼児製品への使用はご注意下さい。
※その他の注意事項につきましては、各製品のテクニカルデータシートをご参照下さい。

カラーバリエーション

※モニターにより実際の色相とは異なる場合があります。
※スクリーンプリントを想定した濃度です。印刷方法により濃度は異なります。

温度タイプ

・用途によって『低温タイプ』、『常温タイプ』を使い分けて頂く事で、様々な温度域で色変わりを表現することが可能です。

#5 1℃から消色し始めて、12℃で完全消色

#10 8℃から消色し始めて、16℃で完全消色

#15 11℃から消色し始めて、19℃で完全消色

#17 14℃から消色し始めて、23℃で完全消色

#20 16℃から消色し始めて、26℃で完全消色

#25 22℃から消色し始めて、31℃で完全消色

#27 24℃から消色し始めて、33℃で完全消色

#37 32℃から消色し始めて、41℃で完全消色

計8種類

消色温度域

『クロミカラー』のラインナップ

クロミカラーAQインキLFグレード(高濃度水性分散ペースト)

クロミカラーMSパウダーLFグレード(パウダー状サーモクロミック色素)

クロミカラーPPコンクBWグレード(ポリプロピレン樹脂カラーマスターバッチ)

クロミカラーPEコンクBWグレード(ポリエチレン樹脂カラーマスターバッチ)

クロミカラーAQインキLFグレード

『クロミカラーAQインキLFグレード』はクロミカラーを高濃度に配合した水溶性の分散ペーストです。クリアーバインダーに配合して繊維や紙へのスクリーンプリントや顔料染め加工により綿製品を染色することができます。

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クロミカラーMSパウダーLFグレード

『クロミカラーMSパウダーLFグレード』はクロミカラーを数ミクロンの細かいパウダー状にした色素です。油性のメジウムに配合することで、オフセット印刷、グラビア印刷用のインキを作ることが可能です。

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クロミカラーPP&PEコンクBWグレード

『クロミカラーPPコンクBWグレード』『クロミカラーPEコンクBWグレード』はポリプロピレン又はポリエチレン樹脂中にクロミカラーを高濃度に配合したマスターバッチです。ナチュラルのポリプロピレンやポリエチレン樹脂中に5~10%配合してインジェクション又は押し出し成形する事でサーモクロミックの成形物が得ることができます。カラーtoカラーのマスターバッチもございます。カラーチャートをご参照ください。

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